駆け出し
ウソをついたままではいけない
何度も葛藤して、何度も悩んで
彼が離れてしまったら、それまでなんだと自分に言い聞かせた
いつものLINEでいつものように会話をしていた
突然切り出す私。
彼はきっとドキドキしただろう。私が何を口にするのかを・・・
今まで隠していたと伝えた。
全て、今まで吐き出したくても吐き出せなかったことを・・・
でも、彼は受け止める。全部受け止めるから
そう言ってくれた。
好きになってしまった以上、もう無理だから・・・と。
私に覚悟があれば、俺はもう覚悟できてるから
一緒に居たいと・・・
私たちは、いばらの道へ駆け出してしまう
傷つくことを分かっていても
2人の足はもう止められなかった
いばらの道を抜けたとき
私と彼は一体どうなるのか
いや、いばらの道すら抜けられないかもしれないけど・・・
でも、不思議なことに、彼となら大丈夫
そう思える自分もいた